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真白き富士の嶺(根)
  作詞 三角錫子 
  作曲 ジェレマイア・インガルス

MP3(1258KB)。3分34秒。声はボーカロイドのMeikoです。
1910年、厨子開成中学のボート部のボートが遭難し、全員12人が死んだ事件をきっかけにして三角が賛美歌に歌詞をつけたものです。兄弟が固く抱き合った遺体もあって、涙を誘ったそうです。

1.
真白き富士の嶺(根) 緑の江の島
仰ぎ見るも 今は涙
帰らぬ十二の 雄々しきみたまに
捧げまつる 胸と心

2.
ボートは沈みぬ 千尋の海原
風も浪も 小さき腕に
力もつきはて 呼ぶ名は父母
恨みは深し 七里が浜辺

3.
み雪は咽びぬ 風さえ騒ぎて
月も星も 影をひそめ
みたまよ何処に 迷いておわすか
帰れ早く 母の胸に

4.
みそらにかがやく 朝日のみ光
やみにしずむ 親の心
黄金も宝も 何しに集めん
神よ早く 我も召せよ

5.
雲間に昇りし 昨日の月影
今は見えぬ 人の姿
悲しさ余りて 寝られぬ枕に
響く波の おとも高し

6.
帰らぬ浪路に 友呼ぶ千鳥に
我もこいし 失せし人よ
尽きせぬ恨みに 泣くねは共々
今日もあすも 斯くてとわに