ドイツ・ケルン2週間滞在の旅

                                     加藤洋男

 

 2016223日に成田から出国してドイツ・デッセルドルフへ…。38日に成田に戻るまで丸2週間、ドイツのケルンと近郊に滞在する旅行に行ってきました。主な目的はコンサートを聴くこととケルンのビール、ケルシュを飲むことでした。27年前に約3か月、ケルン放送交響楽団のホルン奏者、Yoさんの家に泊めてもらって、二人の先生にファゴットのレッスンを受けたり、毎日コンサートやオペラを聴きまくりました。会えればYoさんにも会いたい‥。今回は2週間の旅、記録と写真を元に旅行記を書き綴ります。


                ケルンドーム(大聖堂)

 

2016223日(火)

 809に京成八千代台から成田空港行きの電車に乗る。航空券はイーチケットという格安券専門の会社で、全部パソコンで求めた。飛行機は1105成田発、ANA全日空のデッセルドルフ直行便で往復全費用92千円。カウンター受付で、パスポートのみで簡単に発券してくれたのにはやはり驚く。8時間時差があり、日本の方が早いので、デッセルドルフ空港に着いたのは12時間後、ドイツ時間で同日の午後15:05、日本時間では23:05の夜中になる。食事は離陸1時間後と着陸1時間半前の2回。日本食で割合美味しかった。

 デッセルドルフ空港に着いて、5分くらいロープウェイのような電車に乗る。いきなり難民のグループが半分くらい乗っているのにびっくり。話には聞いていたが、どこでも予想より多くの難民がケルン近郊に滞在していた。

 駅の受付で友達夫婦の住んでいるアンダーナッハまで切符を買い求める。ほとんどビザカード決済で買えるのは便利だ。ただしケルンやデッセルドルフなどの大きい駅では窓口ではなく、自動販売機で買えと言われて、最後まで買い方が解らずに英語の解りそうな青年にPlease teach me?と 訊いて買った。自販機でもカードが使える。ドイツの場合カードはサインではなく、4桁の暗証番号を押して決済する仕組みになっている。料金は空港からアンダーナッハまで1時間40分乗って€24ユーロ、日本で両替したレートが€1・130円だから3120円。日本の鉄道の2倍以上だ。

 携帯のauにグローバル機能が付いているので、ドイツでも使えると思ったが「地域検索中」の表示がずっとついて、結局プラス8時間表示の時計にしか役に立たなかった。

 今回お世話になるクリストフさんは刃物で有名なゾーリンゲンに民家の改修の仕事に行っているということで、アンダーナッハから家までは地図を頼りになんとか一人でたどり着いた。キルヘシュトラッセ・教会通りなので、教会を目当てに行けば迷わずに済む。クリストフの奥さん麻美さんが作ってくれたトマトスープがおいしかった。その晩はクリストフが手配してくれた、1階はレストランをやっていて2階以上で宿泊するという、いわゆるペンジォンというのだろうか? Stillvollと言う所に泊まった。暖房も効いていて、使わなかったが、シャワーの設備も完備されていた。使い切りの石鹸やシャンプーも付いていて、後でケルンのユースホステルで役に立った。


   ホテル Stilvoll



       ホテルから見た広場

 

2月24日(水)

 朝、早くに目が覚めて、828の列車でケルンへ行く。約1時間で、€16だから約2000円、やはり日本の倍以上。後でクリストフさんに聞いたらホテルでは朝食の用意もしてあったようだったが、聞いていなかった。列車はライン川沿いに走る。かなり水量が多い。27年前にケルンからフランクフルト空港まで帰った列車からはライン川が洪水にあった情景が見られたのを思い出した。


       車窓からライン川



 9時半過ぎにケルン中央駅に着く。駅構内に立ち食いのソーセージ屋があるので茹でソーセージ・ボックブルストを食べる。パン、マスタードが付いて約300円。美味しい!後日、焼きソーセージ・ブラートブルストを食べたがかなり大きく、3分の1位、紙ナフキンで包んで持ち帰る。その後フリューというケルンビール・ケルシュの名門の店が8:00から営業しているので入ってケルシュを飲む。朝なのか、ビンに入ったビールだったが、美味しい!!独特の香りがある。恐ろしく陽気で身長が低いが、体格の良いオジサンが大声で朝のフリューを仕切っていた。 その後ケルンの目抜き通り、ホーエシュトラッセをぶらぶらする。昼ごはんは、やはりビール居酒屋ジオン。27年前、毎日の様にコンサートの後、必ず立ち寄ってケルシュを飲んだ店です。

 
      ボックブルスト・茹でソーセージ



    ケルンドーム




フリュー(朝なのでビンから)


       フリュー内部


     ジオン昼食
 

ケルシュはどこでも200tの細長いグラスに入って出てくる。店によって倍の400tのグラスもある所があるが、値段も変わらないので、たいていは200tのグラスで飲んでいる。ジオンは一杯€1.7220円。フリューは€1.8234円。ドイツは物価が高いがビールだけは安い。 ただしスーパーで買う野菜や肉も安いということでした。

 ケルンのユースホステルは、市内から歩いて15分ほどの隣駅、ケルンメッセドイツという駅の近くにある。日本語でのネットで予約していたのでスムーズに手続きが済んだ。やはりビザカードが使えるので便利だ。地球の歩き方には一泊€24.43172円と書いてあったが、予約書には4泊で19477円なので一泊4870円になっている。英語の宿泊説明書を読んだら理解できた。メッセのある期間は割増料金になるということです。ドミトリー・相部屋でこの値段は高いが、シーズンオフなのか4人部屋が満員になることはほとんどなく、たいてい二人で、下のベットで寝られた。朝食はセルフで7時から10時まで、3種類のパンとハム、チーズ、バター、野菜はキュウリの大きいのが輪切りで出てくる。果物は小さいリンゴか梨。飲み物は水、オレンジジュース、ミルク、コーヒー、紅茶、ハーブティ。荷物は部屋のカギにロッカーの鍵が付いていて貴重品はそこに預けられる


       ケルンメッセドイツ駅

 夜のコンサートまで昼寝に帰ったりしたので、市内とユースを殆ど毎日歩いて2往復した。靴はゴアテックスの軽登山靴、軽くて市内をいくら歩いても疲れなかったし、防水は完璧で後半のクリストフ親子と一緒の『ライン山道歩き』にも役に立った。ついでに、ズボンは2週間黒のコーデユロイをはき通した。もちろん寝巻を兼ねた室内着は別に持って行ったが…。黒ズボンなので、コンサートでも違和感はなかったと思う。(でも2週間も同じズボン??!と言う方も多数おられるでしょう‥‥ネ?)


  ライン下り船着き場


    ケルン⇔デュッセルドルフ



ライン河を渡るホーエンツォレルン橋は、訳はわからないが無数の鍵がフェンスの金網に掛けられている。橋の上からのケルンのドーム・大聖堂はかなり絵になる風景だ。ドーム付近は終日、観光客や学生で賑わう。


  縁結びの意味があるらしい。





    美術館とドーム



 
夕飯はホーエシュトラッセにある新上海楼という中華料理の店でタンメンを食べる。ビールを飲みながら料理を待っていたが、30分以上たってやっと出てきた。麺は柔らかめだが味は悪くない。量は多くてやっと食べた。値段はビール2杯とで約1700円、安くない。


       新上海楼、タンメン

 2000から、お話とピアノと言うコンサートをフィルハーモニーのホールで聴いた。夜のコンサートは、平日は大体20:00からになっている。ジョージャヴェントと言う50代の男性がお話をしながらピアノを弾く。言葉は殆どわからないが、コミカルな内容なのか会場は笑い声で沸きに沸く。ピアノも達者で日本で言うと例えは適当でないかもしれないが、青島広志さんを口舌もピアノもレベルを3ランク、レベルアップしたような内容のコンサートだった。後半は、小象の行進とかビバルディの四季から冬の激しい部分をピアノアレンジした演奏もあった。ただし演出が俗っぽくて聴衆に媚びた内容で、私はあまり好きになれなかった。人気のある演奏家なのか、会場はほぼ満員で、私は€243120円の席に座れた。一番高い席は€364700円。


    フィルハーモニーホール すり鉢型で素晴らしい音響!!

 225日(木)

 今日の昼1230からフィルハーモニーでフィルハーモニーランチというタイトルで、無料で数日後のコンサート本番の一部リハーサルを30分ほど無料で公開するコンサートがある。ケルン室内オーケストラとジャズバンドとの共演だった。指揮者はウェイネマーシャルと言う黒人で、非常にのりが良かった。ジャズバンドは各自かなりのテクニックのプレイヤーが揃っていた。

 夜は、ソプラノとピアノのコンサートがあったが、ヒンデミットの曲であまり面白くなさそうなのと€253250円と安くないのでシュタットガルテンと言う会場でクラリネットとアコーディオンの演奏があるということでそのチケットを買い求めた。料金は€8・1040円と安い。オペラ以外のコンサート当日券のチケット売り場はフィルハーモニーの少し上、ローマゲルマン博物館の一角にある。午後1時から2時くらいまで発売している。この時もそこで買ったが、演奏会場のシュタットガルテン・都市庭園の場所を訊いても通りの名前だけを教えてくれて、遠いよ!と言うことだった。

 ホーエ通りで、青年に道を訊いたらスマホで調べてくれて、この道をまっすぐ30分くらい行きなさい、と言うことだった。最後に薬屋さんのおばさんにもう一度訊いたら、わざわざ紙に地図を書いて教えてくれた。開演は夜9時からで時間があったので、近所の喫茶店とバーを兼ねているような店で、ハイネケンの生ビールを飲んだ。シュタットガルテンは公園の入り口のレストランの中の小ホールだった。演奏は予想に反して、シンセサイザーも加わった全くの現代音楽。クラリネット、アコーディオンとも30代の女性。アコーディオンは右手もボタン式だからバンドネオンと言うのだろうか?ほとんどメロディの感じられない超現代音楽だった。ケルンは古楽器の演奏グループとともに、現代音楽のメッカでもあるそうなので、その一角に触れた感じだった。

 

226日(金)

 10時からローマゲルマン博物館を見学。ローマ時代のモザイク模様の部屋など見応えのある展示で、昼過ぎまでかかる。料金€9・1170円。石器時代の道具は日本のとあまり変わらない感じだった。


      モザイクの部屋

 その後案内所に行って、オペラ、ジャンヌダルクのチケットを訊いたら、なんと!主役が急に風邪をひいて公演がキャンセルになったということだった。 教会音楽専門のパンフレットを見て、オルガンの演奏を聴く。スチルダーガッセにあるアントニテル教会で1815から1時間ほど、料金は無料。タイトルは『受難の道、けれども私のよりどころはあなただった。』素晴らしい響きの演奏で、演奏者は司会も兼ねているので忙しそうだった。


    アントニテル教会




           教会内部


              スチルダーガッセ


          路上演奏

 ユースに帰ると同室に40代くらいの男性がいたので、どこから来たのか?訊いたら、アイルランドからと言う。遠いですね?と言ったらなんと飛行機でドイツまで1時間だと言う。日本から何時間?と訊かれたので、12時間と言ったら、やはり大変遠い!とびっくりしていた。アイルランドはドイツよりも暖かいそうだ。1週間ほどドイツに遊びに来て翌日はベルリンに行くということだった。

227日(土)

 昼前にガイドブック『地球の歩き方』(以後『地球』と略す。)に載っていたアウグストゥスブルグ城に行く。因みに今回は『地球』のケルンとデユッセルドルフの部分だけをコピーして携帯したがずいぶん役に立った。アウグストゥスブルグ城はケルンの司教領主だったクレメンス・アウグストが夏を過ごした城だということです。建物も華麗で、庭も素晴らしい。名前はわからないが大きい鳥が群れを成して飛んでいった。内部も時間を決めて見られるようだが時間が合わなかった。ケルンから3つ目だったか?15分ほど電車で行ったブリュールという町にある。料金は€3.4440円やはり高い。列車は15分遅れ。27年前、電車はめったに遅れずに日本と同じだと感心したが、今回はしょっちゅう遅れる。難民が入っての異常事態なのか、ドイツもラテン化してしまったのか……?










 帰りに駅構内でドームケルシュを飲む。ここのは一杯€1.6208円。列車の移動の時に愛飲した。



       駅構内立ち飲みビール飲み処 SKY

 昼はホーエ通りのスチルドナーガッセの近くを左に入った中華楼で鶏肉焼きそばを食べる。ランチメニューで安くなって、それでも€6.9・約900円。しかし、スープも付いて美味しい!かなり熱く料理が出てくるのがうれしい。やはりかなりのボリューム。ここは大変美味しいので3回通って、3回とも同じランチメニューを食べた。

 
      中華楼 スープ                  鳥焼きそば

 夜は今回お目当ての一つ、アムステルダムコンセルトヘボー管弦楽団、1時に当日券売り場に行ったら、売り切れとのこと。でも大丈夫、夕方6時半に会場に並ぶとシュテープラッツ・立見席で入れます!ケルンの場合、立ち見と言っても椅子があったり、たいていどこか空いていて、運の良いときは、前の席に座れたりします。念のために6時過ぎに行ったら五六人並んでいて、その中に日本人の娘さんがいました。話をしたらクラリネット専攻でケルン音楽大学に昨年から留学しているということでした。芸大クラリネット同級の山本正治君の話をしたら、芸大付属高校で習ったということでした。ベルギーでのコンクールに行ったときに、やはり芸大同級の四戸君と審査員で来ていて一緒だったということでした!思いがけない展開で、話が弾みました。

 今夜のシュテープラッツは€253250円と高目、でも日本で聴くと外国有名オケは最低でも1万前後します。そしてこの日も後ろの方でしたが空いている席に座れました。予定では、指揮者はフランツウェルサー・メストでしたがキャンセルでまだ20代の若手でロルカーノ・ヴィオアティと言うイタリア人でした。エネルギッシュで素晴らしい指揮でした。

プログラムはシューベルトのシンフォニー3番、マーラー・亡き子を偲ぶ歌、後半はシュトラウス親子のワルツやポルカ、アンコールではトリッチトラッチポルカも演奏しました。


   ジオン キャベツ煮込みとソーセージ


                  ジオン正面から

228日(日)

 今日は夜デッセルドルフでコンサートがあるので朝9時過ぎにケルンメッセドイツ駅からデッセルドルフ中央駅まで列車に乗る。30分で約2千円。駅に€3のコインロッカーがあったので預けて、観光案内所に行くが、日曜で休み。ケルンほどの観光地ではないのを実感する。ケルンの観光案内所はもちろん年中無休。インマーマン通りをぶらぶらする。日曜なのでほとんどすべての店が休み。韓国人経営のかなり大きいスーパー、ハナロマートも休みだった。


     ラーメン屋 なにわ             日本食料品店






                 元教会の建物

『地球』に載っていたラーメン屋『なにわ』を覗く。記述通りやはり開店30分前11時頃からドイツ人が並んでいる。12時近くに入ったらまだ空席があった。料理人だけで五六人は居るだろうか、恐ろしく活気があって、日本語の掛け声が飛び交う。味噌ラーメンを食べたが麺スープともに美味しかった!立派なチャーシューが3個入っている。値段は約千円、それでも他の店に比べれば安い方だ。



         なにわ 味噌ラーメン

 昼過ぎ、駅構内を200人ほどのデモ隊が激しく叫びながら行進していた。ドイツ人ばかりだったから、多分難民排斥のデモだったと思う。

 午後2時に今夜の宿、バックパッカーズデッセルドルフに向かう。20分ほど歩いて番地が180なのだが179181があって180がない?!近所の家に入る青年に訊いたら、スマホで調べてくれて、少し離れた飛び地の所にあった。ここも『地球』に載っていたところで、男女一緒の6人部屋だった。料金は€243120円、安い! 簡単な朝食が付く。


          バックパッカーズデユッセルドルフ

 ホテル近所の喫茶店で、アルトビアを頼む。店のおばさんが、英語で言わなければと思ったのかオールドを勘違いして「オルトビア」と言って同じ店のお姉さんに笑われていたのがおかしかった。デユッセルドルフのアルトビアは黒ビールに近い感じで、これはこれで大変美味しい。割合暖かくて店の外で景色を眺めながら飲んだ。

  
          アルトビア

 今夜の会場トーンハーレは駅から地下鉄で5分ほどの所にある。夕方で薄暗くなっていたのでよく見えなかったが、ライン川の側にあるようだった。今夜のコンサートは日曜なので1800から。お目当ては2本のファゴットのための協奏曲。18世紀の作曲家でアウグストゴットフリード・リッターと言う作曲家の作品。二人ともまだ20代の男女だったが音もまろやかで、テクニックも完璧で、息もぴったり合っていた。暗譜での演奏だった。かなり練習したのだろう。次のバルトークの舞踊組曲も、まあまあの出来。ところが後半のメーンプロ、ブラームスの第4シンフォニーが目茶目茶‥。ホルンは音をはずしまくるし、オーボエも変な音を出すし、練習していないのが丸わかり‥。聴いているうちに気持ちが悪くなり、腹が立って第一楽章の途中で抜け出して退場した。いくらアマチュアの青少年オケと言ってもお金を取っての演奏だからひどすぎる!!指揮者は司会も兼ねてかなり能弁だったが、音楽の基本がわかっていないのではなかろうか!!?

 
              トーンハーレ

 駅の構内にテイクアウトお寿司を売っているお店があり、割引きで売っていたので、ホテルに持って帰ってビールのつまみに食べた。山葵も付いて、まあまあ美味しかった。ケルン駅の構内にもSUSHIのお店があるけれどかなり高目で利用しなかった。

同室の日本人、名古屋在住、中京大学の男子学生とフランスで美容師の修業をしているという女性とラウンジで色々話しをした。美容師修業の女性は、4年ほどの予定で今2年目だが、食べ物が合わずにもう日本に帰りたくなっているということだった。『なにわ』を教えてあげる。

 

229日(月)

 またケルンに戻ってきた。ユースでの今日から4泊は一階の大変広い6人部屋、ベット二つは2段ではなく離れたところにある。もちろんその離れた端のベットにした。最初の晩はそこに私一人しかいなかった。

 

         ここで、ケルンで感じたこと4つ。

自転車がかなり多い。自転車は日本のより、かなりがっちりしていてスピードが出る。値段も高い。最低でも10万円以上するようだ。歩道でもかなりのスピードで人混みをすり抜ける。事故が多いのでは?と感じた。

 たばこを吸っている人が多い。禁煙場所が多いせいか、喫煙所では皆盛大に吸っている。特に若い女性の堂々たる喫煙が目立つ。

 犬を散歩している人が多い。人の少ないところでは紐を放して走らせている光景を良く見た。犬は良く躾けられていて『犬と子供の躾けは、ドイツ人に任せろ』という格言に、なるほどと思った。

 公衆トイレは少なく、特に駅では無料のトイレは無い駅のトイレは殆ど€1・130円のコインを入れて使用できる自動式。美術館、博物館は無料。ダンキンドーナツ、マグドナルド(ケルン駅構内のマグドではトイレ無し)のトイレでは主に黒人が番をしていてコインを要求される。カイネコインと言えばそれ以上は突っ込まれなかった。強制力無し。

 

 今夜のコンサートはニューヨーク生まれで主にはイギリスで活躍している、ムライ・ペライヤと言う40代の男性ピアニスト。この時のチケットが一番高くて€33プログラム€2

なので€354550円になる。高い席は€496370円だった。

 プログラムはハイドン・ピアノのための変奏曲ヘ短調、現代的な響きがした。完璧なピアノタッチ。 モーツァルト・ピアノソナタ イ短調 KV310 一楽章だけは私もゆっくり弾いた時がある。 ブラームス 色々な組曲から5曲取り出して弾く。 休憩  ベートーヴェン ピアノのための大ソナタ Nr29 変ロ長調 op.106。 ほとんど演奏されない曲で、決して傑作とは言えない曲だと私は思うが、特にフィナーレ、アレグロリゾリュートの超絶技巧的な演奏にスタンディングオベーション!!何回も舞台に立って拍手に答えていた。 でもあの演奏の後にアンコールはなかったというか、できなかった。演奏時間もちょうど2時間だった。

 (特に前の方に空席が目立った、2部になると空席が埋まる。私も後半は前の席に移った。)

 

31日(火)

 10時からルードヴィヒ美術館に行く。料金は€111430円。一階はウォーホルなどのアメリカを中心とするポップアートの近代美術。二階はピカソ、マチス、モジリアーニ、ブラック、カンジンスキーなどの現代美術がさりげなく飾られている。係員が片言の日本語で話しかけてきた。ビルマ出身です、との事だったので、ミャンマーがアウンサンスーチイによって民主的な社会になって私は大変うれしい、と英語で言ったらにこにこしていました。 

 フラッシュをたかなければ写真撮影OKとのことで、部屋は自然光も取り入れてフラッシュなしでも撮れるので何枚か写真を撮りました。


         ルードウィッヒ美術館  アメリカンポップアート↓











           以下 ピカソ初期作品   緑の服を着た婦人


                            鳥と裸婦



                    メロンを食べる人

 昼ごはんは旧市庁舎を行った先のホイマルクト広場の端にあるKANTONと言う中華料理店で豚肉チャップスイ、安めで€6.2800円。チャップスイは中華丼のような料理。不味くはないが豚肉が大きくて大量に入っていて、ご飯はパサパサ。両方とも少し残した。


     手回しオルガン




    
         以下↓   旧市庁舎 ラートハウス









 

 ユースで昼寝をして夕方やはりホイマルクトのパパジョーと言うお店で、ミュンヘンのヴァイスブルスト・白ソーセージを食べる。量もちょうどで美味しかった。8時からライブがあるというので、それまでジオンでビールを飲みながら時間つぶし‥。


          ホイマルクト


                   パパジョー








       ヴァイスブルスト・白ソーセージ

 8時からもう一度パパジョーに戻る。 この店は毎晩ジャズライブをやっている店で、アコーディオンとチューバの人形の自動演奏が時々ある。



 話はちょっとそれるが、この人形に多分ヒントを得たのだと思うが、アコ(ボタン式)とチューバのコンビの、大道芸ライヴをホーエ通りや、ルードヴィヒ美術館の前でときどき見かけた。まだ若い二人だが、かなりの超絶技巧で色々な曲を弾いている。CDも出しているようだ。




 この日のパパジョーではボインのおばさんがレットイットビーやマイウェイなどの懐かしい曲を歌ってくれた。ただし歌詞カードを見ながらの演奏はカラオケを聴いているようで興ざめ。ピアノのオジサンは全部暗譜で達者に伴奏していた。

 

32日(水)

 時間切れと根気が続かなかったので、昨日に引き続いてルードヴィヒ美術館にもう一度行く。一階はパスして二階の現代美術を鑑賞して、写真も撮りまくる。ピカソの初期の作品がかなりの数ある。

   ゴンチャローバ   静かな生活、虎の皮


     ゴンチャローバ  マーメイド(オペラ、ルサルカより)


       エルンストバルラッハ   歌う男


    リヒャルトシーヴァルト   猫とサラマンダー(伝説の火とかげ)


     エルンストバルッハ  しゃがむ婦人


        ミロ  愛


      ポールクレー    恍惚の馬鹿者


        ダリ   パーピクナンの駅



         ピカソ    マンドリンと婦人


            マチス  座る少女


       ピカソ   マンドリン、果物鉢、石膏のこぶし


         マックスベックマン  ジプシーの少女

           

            ピカソ   マスケット銃士と剣


    エルンストルードウィッヒキルヘナー  半裸の帽子をかぶった婦人

 昼食は市内のペーターブロイハウスで、『地球』で紹介された、ケルン名物の牛肉煮込み料理・ライ二ッシャーザワーブラウテンを食べる。柔らかく煮た牛肉は美味しかったが、味が濃かった。ジャガイモを茹でて固めた料理が二つあったが、私にはピンとこない味で一つ残した。ビザカードが効いて利用する。






     ケルンの郷土料理  ライニッシャーザワーブラウテン

 午後は昼寝にユースに戻って、夜は弦楽4重奏、アルカント・カルテットの演奏だった。チケット代全席自由で€253250円。第一Vl女性、セカンドVl男性、Vla女性、Vc男性と言う編成で2002年に結成されたカルテットです。それまでは各自ドイツやアメリカのオケで活躍していました。プログラムはシューベルトとベートーヴェン2曲でしたが、確実な演奏で大変良かったです。強弱がはっきりしていて特にPPが美しい。

 コンサート終了後ジオンに行く。27年前毎日の様に通った店で、その時のウエィターさんがまだ勤めていて、私のことを覚えているかと言ったら、覚えているというので、一緒に写真を撮りました。ギリシャに行くとき、グートライゼ!と言ってくれたのを思い出した。

 

33日(木)

 この日は色々なことがあった日だった。午前中ホーエ通りを歩いて1230からケルン放送響のリハーサルがあるがお腹がすくと思い、スチルダーガッセにあるノルドゼー(魚専門のコンビニ)でニシンのマリネのサンドイッチをお持ち帰りで歩きながら食べた。 

フィルハーモニーのランチリハーサルは無料なのでかなり大勢の人が並ぶ。Yoさんが出演しているかもしれないと思い、必死になって前の席に座った。曲はマーラーの7番シンフォニー、指揮者はアンドリスネルソン。Yoさんはやはり居ました!ホルン5人のうち3番吹きで…。 30分ほどでリハーサルは終わり、舞台から楽屋に行って会いました!!27年前約3か月近く泊めていただいた人です。午後からもリハーサルがあるようで、一緒にお昼を食べようと誘われました。すぐ近くのタイ料理の店に行きました。料理が出てくるまで「大変失礼だが、なぜビギとの結婚が破れてしまったのか?」訊きました。彼は答えず、スマホに映っている台湾人の新しい奥さんや子供二人を教えてくれました。彼女は、なかなか素敵な人でした。子供はまだ小さく、詳しくは訊かなかったが、連れ子ではないかと思います。お世話になった年に日本にマーラーの演奏で日本に来た時に、京都嵐山に義兄のセカンドハウスが残っていたので、そこに泊まって京都を色々案内しました。そのことや、横浜の中華街でごちそうしたことなどを思い出して楽しく話してくれました。しかし、前の家庭のことについては、一切触れようとしませんでした。基本的にはYoの浮気なのでしょうが、色々な事情があったのだと思います。あの時の幼かった4人の子供たちも27年経った今では30才を超えているでしょう‥。Yoは私の5才下で今62才。定年まであと3年‥‥。定年後は今の奥さんと台湾に住みたいということでした。

 昨年のリサイタルのCDを渡して、手紙をくださいと言ったが、メールを送るからと言ううのでメールアドレスを書きました。でも、多分メールは送ってこないような気がします。私も、世話になった楽しかったケルン郊外のYoの旧ファミリー、ホンラートでの思い出などを一切話せないのは本当に辛い‥‥‥。

お昼ごちそうになったタイ料理は辛いというよりは味が濃くて塩辛い。鰊マリネのサンドイッチも食べたので、半分くらい残しました。ごめんなさい。と言うと、気にするな。ケルンにはまた来るのか?と訊かれたので、多分もう来ないと思う、と答えました。またどこかで会いましょう!と別れました。日本に帰った今でも思いが残り色々考えさせられます。



           Yoさんと

 午後はコロンバ美術館を鑑賞。ここは主に宗教画がメーンになる。ルネッサンス以前の宗教絵画は、はりつけにされたキリストの絵がリアルに数多く展示されて、信仰心のない私は正直あまり見たくない気持ちだった。ルネッサンス以降の明るくなった絵が出てきてほっとした。



       コロンバ美術館

普通の美術館の様に、絵画の脇に解説があるのではなく、小さな英語の冊子を渡されてそれを読みながら鑑賞するのだが、字が大変小さくて老眼鏡を出したりひっこめたり、煩わしかった。部屋によって段差があり2回ほどつまずいた。係員がいちいち注意していたが、段差をなくせば良いのにと思った。

 クロークがないと思ったが館を出るときに無料のセルフサービスのロッカールームがあり、これは最後の日にまたケルンに戻って一日を過ごした時に、荷物を預けて役に立った。入場料金€5なので、コインロッカーの料金と変わらない。

 夜はドレスデンフィルハーモニー、これもぜひ鑑賞したいと思っていたプログラムだ。料金は€8511000円から安くて€202600円まで6段階に分かれている。ヨアヒムと話をしたおかげで2時を過ぎていたので当日売り場は閉店。もちろん夕方6時前からシュテープラッツを買い求めて並んだ。€151950円でドレスデンフィルが聴けたのです!もちろん空席があったので割合前の方に座れました。指揮は首席指揮者のミヒャエル・ザンデルリング、やはり有名なクルト・ザンデルリングの息子でした。パソコンの検索では1967年生まれ49歳。若いときはチェリストとして活躍していた。兄二人も指揮者の音楽一家。

 プログラムは、ドボルザーク、序曲カーニバル。はつらつとした演奏で胸が躍った。そしてラフマニノフ、ピアノ協奏曲第3番。ソリストは何とあの辻井伸行!やはり彼は天才だ。聴衆も惜しみなく拍手を送っていた。休憩後はドボルザークの第9交響曲『新世界』。弦管とも素晴らしい音色で、特にオーボエのお姉さん、おばさん?が張り切って吹いていた。ホルンも確実に吹いていた。オーケストラの管楽器はホルンとオーボエの良し悪しで決まるといっても過言ではない。弦楽器のPPは絶妙で、チェロ弾き出身の指揮者ならではと思った。『新世界』は私も何回も演奏したことのある曲なので、特に感慨が深かった。

 

34日(金)

 夜中に大分雨が降ったようで地面がかなり濡れていた。朝も不安定な天気で少し雪がちらついたりする。10時からヴァールラフ・リヒャルツ美術館に行く。この美術館の名前は二人の収集家の名前にちなんで命名された。『地球』には料金€13と書いてあったが、なぜか€8だった。この美術館は中世から現代までの、かなり本格的な美術館です。中世の宗教画はやはり、キリスト受難のはりつけの絵と、マリアの処女懐胎の絵ばっかり‥。やはりバロック時代以降の絵にホッとする。現代画では、ルノワール、ムンク、モネ、シスレーが展示されている。

 

      ここでケルンのビール、ケルシュについて‥

 ケルンのビールはケルシュと言うが、きっちり液体が200tの細長いグラスに注がれるのを前提にしている。銘柄は私が愛飲したメーカーでは、フリュー、ジオン、ガッフェル、ペーター、ドームなどがあったが、パソコンで調べたら他に絶対おすすめの、ペフゲン、ギルデン、などがあるようだ。もしまたケルンに行く機会があるとしたら、飲んだことのない二つのメーカーのビールをぜひ飲んでみたい。


        ローマンゲルマン博物館とドーム


          ホーレンツォレルン橋とドーム

 

 午後4時過ぎにアンダーナッハに行く約束だったので電車に乗る。クリストフと息子のハンノ君とでRhein Steige・ラインの山道歩きをするために列車に乗り、コブレンツで乗り換えてカウプと言う駅に行く。駅から10分ほど歩いて名前はメモしなかったが、ワイン製造農家が副業で経営しているホテルに泊まることになった。夕食は別のレストランで、猪肉をゼラチンで固めたもの、血のソーセージ、鱒を蒸した料理とじゃがいもを各自注文して、3人で分け合って食べた。割合美味しかった。私とクリストフは白ワインを2杯ずつ飲んだ。 食後、ホテルの部屋でテレビを見る。スターリンが第2次世界大戦後、東欧をいかに侵略していったか?!をドキュメントでやっていたので12時頃まで見た。


         猪肉ゼリーがため


        蒸し鱒


     血のソーセージ(サラミソーセージ)

 

3月5日(土)

 5時ごろいったん目が覚めたが、また眠って、川が洪水になって私の楽器、ファゴットが流された悪夢を見た。ライン川の増水が目に焼き付いていたせいだと思う。 昨日スーパーとパン屋で買ったパンとソーセージ、ハーブティで朝食を食べて、9時にハイキング出発。ちょうど雨も上がって良い天気になってきた。ライン川を眺めながら山道を歩く。RHEIN STEIGEの小さい表示ワッペンが所々に載っていて道に迷うことはない。息子のハンノ君も元気に早足で歩く。


   以下 ラインシュタイゲ・山路歩き




           クリストフ親子



      ぶどう畑はかなり急で作業は重労働


     畑を作るのに石を積み上げた跡


          息子ハンノ君











           ローレライの像

最後は川辺に降りて、ローレライの像を見る。逆光で写真はあまりうまく撮れていないかと思ったが、一枚だけきれいに撮れていた。 6時間半ほど歩き、セントゴアルシャルセンと言う駅からアンダーナッハに戻る。


         クリストフ家


 壁に貼ってある、市会議員選挙のポスター。クリストフは
緑の党の市会議員でもある。報酬は少なく殆どボランティア。
核廃絶や、格差是正など殆ど日本共産党の政策と同じなのにはびっくりした。

 夜は二人の勧めで、die Singphonikerと言う5人の男性コーラスグループの演奏を聴きに行く。日本にもダークダックスとかボニージャックスなどの男性コーラスグループがあるが、マイクを使っての演奏だ。このグループはマイクを使わない演奏です。ほとんど無伴奏のアカペラの演奏で、一人一人がソリストでもある。前半はオーランディラッソやガブリエリ、ブラームス、シューベルトなどのクラシックな歌を11曲。後半はあの有名なローレライ(アカペラ演奏で感動した!!) サイモンとガーファンクルのセシリア、ビートルズのオブラディオブラダなどのポピュラーな曲を8曲。アンコールではジャズナンバーを楽器の物まねで演奏して会場を沸かせた。コミカルな司会と演奏で、楽しく素晴らしかった。








         演奏会場 ミッテルラインハーレ

 ホテルはラインクローネホテルと言うライン川岸辺のホテルをクリストフが手配してくれた。部屋に戻ろうとしたら、ホテル玄関の鍵がかかっている!一瞬あせったが、何ということはない、ルームキイが玄関の鍵も兼ねていた。 すぐ近く、裏の酒場にビールを飲みに行く。ここは翌日、クリストフと麻美さんから聞いた話では、非常に危ない所で、誰も地元の人は行かないということだった。入ったら、たばこの煙がすごく、アラブ系のBGMが大音響で鳴っている。びっくりしたのはビールをグラスに注がないで所謂ラッパ飲みというか直接ビンから飲んでいる。さすがの私も、やばい!と思って小瓶を1本飲んだだけで、そこそこに立ち去った。2軒ほど先の、まともな?ビアホールで落ち着いて飲み直した。

 

3月6日(日)

 ホテルで朝食を食べて9時過ぎに出ようとしたら、係のおばさんに呼び止められて、まだお金を払っていないということだった。クリストフが払っているはずなので、電話番号を教えて、電話で訊いてくれと言ったら違う番号にかけたりして、かなり長い間すったもんだした。結局、日曜なので担当の人が休みで話が通じていなかったようだ。でも一向に謝る気配がないので、無性に腹が立って受付の呼び鈴をガンガン鳴らして、シャイゼ!!と怒鳴ってホテルを出ました。

 11時からビラ・ミヘルスという元金持ちの豪邸の部屋で弦楽4重奏の演奏があるので聴く。アリスカルテットの演奏だった。ヴァイオリンは二人とも女性で25歳、ヴィオラは男性で23歳、チェロも男性で27歳、フランクフルト音楽大学出身の4人だった。プログラムは前半、ハイドンとメンデルスゾーン、休憩後はベートーヴェンだった。若いだけにエネルギッシュな演奏で、またホールではなくサロンで、チェリストから2メートルも離れていない一番前の席で聴いたので4人の息使いまでも伝わり感動しました。


    ビラ・ミヘルス↓


           ドアのポスター


                演奏席と会場


           正面玄関


        階段付近

    

 クリストフさんに三晩もホテルを手配してもらい、色々世話になったので足りないかもしれないが、ユーロが余りそうだったので€1602万円ほど渡しました。駅まで送ってくれて、100qを超えると2日間使えると言うのでデユッセルドルフ空港までカードで切符を買いました。€6ほどお得になるということでした。ありがとうございました!!

 日曜なので、予約しなくても泊まれると思い、ケルンのユースにもう一泊することにしました。本当はこの日もアンダーナッハに泊まる予定でしたが、夜ドイツレクィエムがあるので予定を変えてケルンに泊まることにしました。

 もう一度ノルドゼーに行ってお店で、鰊マリネのサンドイッチを食べる。良く見たら奥の方にビールがあったので一緒に注文。鰊マリネにはコーラよりもビールがぴったりだ。両方で約500円。

 8時からブラームスのドイツレクィエムを聴く。出演はケルンコーラスとケルン室内オーケストラ。座席は半分も埋まっていない。€172200円の席だったがかなり前の方に座る。コーラスは、200人以上はいたろうか?これだけの人数だとすごい迫力だ。室内オケはアマチュアなのかあまり上手くない。ドイツレクィエムはかなり渋い曲で、静かな所になると睡魔が襲ってくる。コンサートが始まる8時は日本では朝4時、2週間くらいではまだ時差ボケが治らない。フォルティシモになると目が覚めるという状況だった。

 休憩なしのコンサート終了後2120分、最後のジオンに行く。大きいミートボールをつまみに存分に飲む。まだ若いウェーターさんに「今日が最後のジオンだ」と言ったら「また来てください」と言うことで一緒に写真を撮る。

 

37日(月)〜8日(火)

 いよいよ今日が最後の日。チェックアウトをしようとしたら、いくら探しても鍵がない。

鍵を渡さないでホテルを出ようかとも思ったら、同室のポーランドの青年が慌てて戻ってきて、あなたの鍵を間違って持って行ってしまった、と謝った。私も32日に間違ってドイツの青年の鍵も一緒に自分の所に置いてしまったから構いません、と言った。ポーランドの青年は話好きで陽気な人で、握手をしながら、ポーランドは良いところだから、ぜひ来てください、と言ってくれた。

 月曜なので、博物館美術館がほとんど休み。唯一コロンバ美術館が火曜休みで開いている。€5だし、ざっともう一度鑑賞した後ロッカーを使わせてもらった。お昼はもう一度、中華楼で鶏焼きそば、ビールは少し高めだが、青島・チンタオビールを飲む。やはり中華料理にはチンタオが合う。「今夜日本に帰る。ここでは3回食べた。美味しかった。」と言ったらお姉さんがにこにこしていた。挨拶はもちろん、再見・ツァィチェン! もしYoさんからメールが来たら、ここを絶対勧めよう‥。

 
          青島・チンタオビール       鶏焼きそば





      ホーエシュトラッセ



    ドーム下の売店

     店の脇の写真展示 ↓  70年前のケルン





 それからフリューにもう一度行く。ここのケルシュはやはりおいしい。私と同じ年代の男性3人が同級会で、でも久し振りに会ったのか、写真を撮りあっていたので、3人揃ったのを撮ってあげた。勘定はきっちり割り勘にしていたのがやっぱり!と言う感じで微笑ましかった。

 2005デユッセルドルフ発なので5時過ぎの電車でケルンを離れる。成田に帰ったのは、翌日8日の1535、ドイツに行く時と逆でプラス8時間の時差なので、この時間になる。この日の成田は記録的に暖かい日で、着て行ったダウンを脱ぐほどの19℃と言う気温でした。

 事故もなく無事で帰ってこられたのが幸いでした。思った以上にコンサートに通い、心ゆくままにケルシュを飲み、またヨアヒムさんにも会えました。 お世話になったクリストフさんと麻美さんに大感謝ダンケゼア

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