2012.9 釜山・プサン、智異山・チリサン、

        慶州・キョンジュの旅      加藤洋男

 

 919日から24日までプサン、チリサン、キョンジュの旅に8人で出かけた。8人とも山の会の常連なので、足が揃って天気も良く快適な旅になった。

 

9月19日(水)

 時間通りに8人揃い、1355に成田出発。1615に釜山・プサン金海空港・キメコンハン着。両替レートは空港の銀行100円が1330ウォンだったので、ホテルで教えてくれた両替所に行くことにした。当初プサン駅側のトップモテルに泊る予定だったが、少し離れたプサンインが一泊千ウォン安いのでそちらにした。一泊一部屋2800円、3泊一人4200円。

 100円が1400ウォンの両替所は7時まで南浦洞・ナンポドンにあるというので地下鉄に乗り急いで行く。地下鉄1番出口から7分ほど歩いた所に、アジュマが4人ほど露天で両替をしていた ソウルではまず見られない光景だ。Haさんの両替のハルモニが5万ウォン札を間違えて一枚余計に渡したが、もちろん返した。初めの席に座っているアジュマは、サンゲタンの店を訊いたら、初めは「あっち!」という感じだったが、金を正直に返したら、態度がガラッと替って、わざわざ店の前まで連れて行ってくれた。南浦・ナンポサンゲタンという美味しい店だった。910円。



     釜山・プサン駅         おでん

920日(木)


 
                      KTX 韓国新幹線

 昨晩、ホテルで色々訊いて、駅からKTX(韓国新幹線)で慶州まで行くのが速いということになった。6時半のKTXに乗って慶州に着いたのは650分。タクシーで15分ほど、ホテル近所のクッパ食堂で美味しい雑炊を食べたあとホテルに荷物を預けて、タクシーで南山・ナムサンの書出池・ソチュルチまで行く。Naさんは別行動。今回は往復4時間かけて七仏庵・チルブルアム、と神仙庵・シンソンアムまで登る。初めは車道で、途中から登山道に入る。最後はけっこうな岩場になる。チルブルアムは前が四方仏四体、後ろが磨崖仏三体合わせて七仏。今回は11月まで後ろの三体仏は覆いがかけられて修復していたので残念だった。もう一度行きたい。岩場にあるシンソンアムは、良い表情の仏様だった。

 
                   慶州・キョンジュ 朝食、クッパ



 

 
                          七仏庵・チリプルアム





 




          神仙庵・シンソンアム


         唐辛子畑

 ソチュルチ近所の統一殿休憩所・トンイルジョンヒュゲソでコールタクシーを呼ぶ。タクシーの運転手、朴・パクさんの勧めでキョドンサムパプという古墳公園側の定食屋さんに入る。メーターの追加なしで待っていてくれて、午後の観光に連れて行ってくれるということだった。色々な葉っぱでご飯や20種類近い色々なおかずを包んで食べる。慶州の名物定食の一つ。包むのは面倒くさいが、確かに美味しいし、栄養のバランスも良い。一人前770円。

 
                        昼食 サムパプ定食 

 食後、標高約1000mまで山を登って石窟庵・ソックラムに行く。30年ほど前最初に見学したときはガラスが無くて仏像を直に見られたが今はガラスで覆われてしまってかなり興ざめだが、石仏は威厳があって慈悲深い良い顔をしている。参道前の湧き水は冷たくて結構汲んで持って帰っている人がいた。修学旅行や遠足の小中学生が団体でバスに乗って多数見学に来ている。



 
                         石窟庵・ソックラム

 そのあと仏国寺・プルグッサ見学。やはり小中学生の団体が多い。国宝の片方の塔が工事中でちょっと残念。出口が二つあってメンバーが離れ離れになり、時間が無くなって、古墳公園はパス。初めての人も後の楽しみにとっておくことにした。タクシー代は85千ウォンで17万ウォンを7人で割るので一人1700






 ホテルは玉山荘・オッサンジャンというバスターミナルすぐ側のホテル。夫婦で経営している家族的な雰囲気で二人一部屋3万ウォン、2100円、一人1050円。おかみさんも親切で感じが良い。男性が泊ったのはオンドル部屋。

 夕飯はホテル近所のバスターミナルに近い食堂で食べた。二人は石焼ピビンパ。残り6人は冷麺・ネンミョン。両方とも350円と値段は安かったが、これが意外に美味しかった。食後、市場の以前感動したオモニの屋台を捜し求めたがもう止めたのか、探せずに、部屋で飲んで就寝。


     石焼ピビンパ


   おかず                       冷麺

 

9月21日(金)

 昨日の運転手パクさんと色々交渉して、レンタカー・ボンゴ8人乗りを手配してくれて咸陽・ハミャンから登山口の白武洞・ペンムドンまで25万ウォンでということだったが、晩に彼が来て、高速代があるので29万にしてくださいということだった。それでも一人2500円で登山口まで行けるのはありがたい。5時慶州の旅館出発で登山口には9時に着いた。

   運転手朴・パクさん 日本語勉強中       うどん

 雪岳山・ソラク山も途中の景色は素晴らしいが、それにも劣らない滝の絶景が続く。尾根路に出るまで、かなりの急登を超えて午後3時に細石山荘・セソクサンジャンに着いた。


     案内図 看板


            白武洞・ペンムドン 入口























 
     台風で荒れた道を修理する人

 パソコンの英文で「完全に予約できました」とあったのだが、受付で予約番号を示しても届いていない。部屋が空いていたので泊れたが何故なのか理由はわからない。毛布2枚が付いて、9月は繁忙期ではないので630円。6時までは部屋に入れない。炊事場で自炊をする。ところがアダプターを旅館に置いてきてしまったのか、いくら探しても無い。目の前が真っ暗になったが、売店に行ったら普通のガスボンベを210円で売っていたので2個買う。助かった!焼肉用の豚肉、野菜で鍋物を作って食べる。缶ビールを売っていると思ったが、何とノンアルコールだった。韓国の山小屋は何処でもビールが無い。


        細石山荘・セソクサンジャン

 6時半ごろには布団に入る。出入りがうるさくてなかなか寝付かれなかった。

 

922日(土)

 夜中2時頃出発する人で目が覚めたが、その後またうとうとして4時半起床。暖房が軽く入っているのか毛布2枚でも全く寒くは無かった。昨夜の鍋の残り汁で雑炊を食べて5:50分出発。


       日の出


 ガイドブックにはチャンドモク山荘まで1時間40分とあったが、小屋の看板には2時間10分。ほかは大体コースタイム通りだったが、結構いい加減だ。6時半頃明るくなってくる。日本と大体1時間の差がある。8時にチャンドモク山荘着。9:35チリ山最高峰、天王峰・チョノンボン1915m。残念ながらガスがかかって眺望無し。4時間ほど下って、1330中山里メッピョソ。


                                チャンドモク山荘



         標識                    Slow & Smile




            天王峰・チョナンボン  撮影AH






           カルバウィ


  行程地図 「自然、私達の未来」



中山里・チュンサンニ 入場券売り場・メッピョソ    熊出没注意

 1350に普州・チンジュ行きのバスがあると書いてあったので、バス停まで下ったが、タッチの差でバスは行ってしまった。チケット売り場で時間を訊いたら次は1450分発。皆さんビールを盛大に飲む。缶ビールも中瓶も同じ値段で140円。1550チンジュ着。プサンまでのバスは時間表が無くて、満員になれば出発という感じだった。所要時間1時間半ということだったが、市内に入ってちょうどラッシュに遭い、プサン西部ターミナル、沙上・ササンに着いたのは午後6時過ぎだった。

 ガイドブックに出ていた、ホテル近くのオニャンカルビでテジカルビを盛大に食べる。そのあとやはりガイドブックに載っていた、西面・ソミョン駅、ロッテデパート裏の宮殿・クンジョンという屋台に行く。アジュマは日本語ペラペラ。値段もそれほど高くは無かったが、味はイマイチと私は感じた。


               オニャンテジカルビ



                西面・ソミョン 屋台

 

923日(日)

 実質的な最終日。終日プサン観光。朝食はチャガルチ市場のビル内にあるマングム食堂・シクタン。社員食堂のようなものだが日本人も歓迎。場所は3階ではなく地下に移っていた。350円でバイキング。味も美味しくて、ここは絶対お勧め…。






          チャガルチ市場朝食

 そのあと19日プサンに着いた日にも行った南浦洞・ナンポドンの両替所に行った。露店の両替はまだやっていなかったが近所に両替所があり、皆それぞれ両替。私は5千円両替。100円が1440ウォンだったか、19日よりも少し率が良かった。

 歩いて龍頭山公園・ヨンドンサンコンウォンに行き、プサンタワーや李瞬臣・イスンシン像を鑑賞のあと、タクシーで梵魚寺・ポモサに行く。かなり前に行ったことのあるお寺だが、結構見ごたえのあるお寺だった。


       

        龍頭山公園・ヨンドンサンコンウォン





       李瞬臣・イスンシン像とプサンタワー


 その後バスで梵魚寺・ポモサ駅まで戻って地下鉄に乗る。 因みにプサンではMETROとは表示しているが、地下鉄・チハチョルとは表示しないで都市交通と表示している。ソウルに少し対抗意識があるのかもしれないと思うと面白い。























         日曜教室







 お昼は東来・トンネで有名なトンネハルメパジョンを食べようと思ったが、案内書を読むと日曜定休になっていた。それで予定を替えて、温泉場・オンチョンジャンにもパジョン屋はあると思って温泉場駅で降りて何回か訊いてたどり着いた。最初訊いた所では最初の角を左に曲がって50mとわざわざ紙にも書いてくれたがそれらしい店は無くてかなり歩いて、お寺の門の前にある店にたどり着いた。
 この店が大正解で最初に大きいパジョンが二つでてきたので2人前ずつだと思ってお替りした。お勘定をしたら、一人前700円ずつの値段だった。パとは葱という意味なのでヘムルパジョンは海鮮葱お好み焼きという事だ。余り粉は多くなくてワケギと烏賊や海鮮がごろごろ入っている。


 十二分に満足して、アジュマに温泉場、ノッチョンタンを訊いたら少し行って左に曲がったところだと教えてくれた。ノッチョンタンは結構広い快適な温泉で、350円。1時間ほど時間をとって温泉場駅に戻りその後、夜8時まで自由時間にした。


          温泉、ノッチョンタン


           足湯

 私は西面・ソミョンにある教保文庫・キョボムンゴに行った。駅から歩いて10分ほどのところにある店で、地図では方角が良く解らず3回ほど道を訊いたが何とかたどり着いた。キョボムンゴはソウルにもある本屋だがかなり大きい店で、チリサンの解説書や、地図を買った。表では絵本のバーゲンをしていたので3冊ほど買った。


     車内販売




           プサン駅前     

 8時に待ち合わせをしてチャガルチ市場の、農協ハナロマートというスーパーでお土産や、食品を色々買い求めた。私は白菜・ペチュキムチとチョンガキムチ、沢蟹のコチュジャン漬け、干し明太、トック、お煎餅などなどかなり色々買った。

 その後市場の2階で最後の晩餐。刺身や焼き魚をツマミに盛り上がった。アジュマ二人とハルモニがやっている店で感じが良かった。



           場外市場               太刀魚








 

9月24日(月)

 7時ホテル出発。年配の多分社長さんだと思うが、空港行きのリムジンバス停まで送ってくれた。プサンにはまた来たいし、いつか機会があれば智異山・チリサンは縦走してみたい。今回は8人とも4日間、良く歩いた!同行の皆さんに大感謝!!天気も良く、事故も無く、結構タクシーを使ったので予算はオーバーしたが良い旅だったと思い返している。私にとって丁度40回目の韓国への旅だった。






        生命保険ビル



                 離陸


                         初めに戻る