27回目の韓国、5回目の雪岳山・ソラク山  
 10月27日、昼に成田を発って韓国のソウルに行き、28日と29日、雪岳山・ソラク山に登りました。私は5回目です…。本当は韓国の別の山にも行きたいのですが、ガイドとして登るのでいつも同じコースになってしまいます。今回は、ふわくHCの、Abさん、Mさん、Saさん、Shuさんと茂原道標山の会のNさん、千葉土建組合主婦の会でAbさんのお仲間・Hさん、それに私の、7人のメンバーでした。ふわくのAbちゃん(11月で古希を迎えられるのですが、つい気安く呼ばさせていただいています。)と茂原のNさんは2回目のソラク山でした。皆さんの心がけがよほどいいのか、2日ともすばらしいお天気で、紅葉はもう遅いかと思いましたが登りも降りも麓の方は結構きれいな紅葉が残っていました。


          ソラク公園前で


    麓は紅葉がきれい

 いつもの定宿、世和荘旅館・セファチャンヨーグァンは一部屋一泊2万5千ウォンなので女性6人は二人一部屋にしてもらい3泊で7万5千ウォン、一人4800円という信じられない値段になりました。夕方旅館の部屋割りを終えて、歩いて15分ほどの広蔵市場・カンジャンシジャンで、まず両替をしました。私の予想通り、空港では100円が1380ウォンでしたが市場ではなんと!1520ウォンでした。二三年前は700ウォン台のときもあったので倍以上のレートで、まさに異常事態です。束の間の大名気分を味わいましたが、日本の輸出産業を中心に今後大不況が予想され、手放しでは喜べません。私は市場の明太子屋さん夫婦の(もちろん主には奥さんのほうですが)大フアンで韓国に行くときは必ず立ち寄ってお土産を買います。以前は、いつも何人も連れて行くので、ご主人から社長さん!・シャジャンニム!と呼ばれて、それだけはやめてくださいと言ったお店です。木曜日にまた買い物に来るといったら、かなりの量の明太子、チャンジャ、干し大根のコチュジャン漬けをサービスでいただきました。夕飯は近所の鱈鍋屋さんで盛り上がりました。かなりの量の鱈の白子は日本で食べたらかなりの値段になると思います。醤油にワサビを付けて食べると、よりいっそうおいしく食べられました。

 28日は朝5時半に旅館を出て地下鉄3号線に乗りました。Abちゃんは腕に千葉労山の自然保護の腕章を巻いて乗り込み、さすがだと思いました。6時半ソウルの高速ターミナルから束草・ソクチョまでバス、料金は三列のグリーンバスで23,400ウォンでした。長距離バスは必ず1回か2回、ドライブイン休憩所・ヒュウゲソで15分休憩を取ります。結構トンネルの多い道路でした。4時間近く乗って1550円ほどだからこれは安い。入り口のソラク公園はものすごい人出で駐車場が満車、タクシー2台に別れて乗りましたが、かなり手前で降りて歩いて正解でした。





   見晴台より、千仏洞・チョンブルドン


     金剛窟・クンガンクル

 公園入口で入山料2500ウォン・165円を払います。65歳以上無料と書いてありましたが、ここでは韓国人だけで外国人はお金を払うようです。最初の山小屋、飛仙台山荘・ピソンデサンジャンで昼食。ピビンパとヘムルパジョン(海鮮お好み焼き)を食べました。リュックを小屋に置いて空身で金剛窟・クンガンクルという眺めの良い所まで登る予定でしたが結構急な岩場で4人は途中でパスしました。残り3人も風も強いし、時間も押しているので途中の見晴台まで行って戻りました。

 泊る小屋、陽瀑待避所・ヤンバクテピソには午後4時過ぎに到着。管理人は救助隊に所属する・チョン・ホナムさんという方でした。3年前、県連の40周年で泊ったときもおられた方で、今回もFAXで予約をしたら、予約はできないということで、電話をしましたが私の会話力では無理で、韓国語の趙先生に代わりに電話をしてもらうという経緯もありました。今年から国立公園の管轄になり、予約の必要はなくなったという話でした。前の晩ソウルのスーパーで材料を買って自炊をしました。醤油味にして鍋物、粉のだしも手に入れて何とか良い味に仕上がりました。管理人のチョンさんにも味見をしてもらい、カンジャンシジャンで、サービスでもらったチャンジャや大根のコチュジャン漬けも分けてあげました。厚手の暖かい毛布を二枚借りて今回は宿泊料700円弱。石油ストーブを夜通し点けていただいて快適に眠りました。


   ソラク山、早朝


  束草・ソクチョ市内。霞み始めている

 翌29日は4時前に出発。思ったより寒くありませんでした。真っ暗な中、ヘッドランプをつけて歩きました。次の山小屋、喜雲閣待避所・ヒウンガクテピソには6時前に着きました。まだ薄暗い。40,50代の韓国7人のアジュマドゥル・おばさん達と一緒になりました。日本の唱歌を知っている人がいたり、最後はアリランを皆で歌ってかなり盛り上がりました。私が韓国の名女優チョン・ドヨンの大フアンだと言ったら近年の名作映画「蜜陽・ミリャン」(日本名・シークレットサンシャイン)の名前が即、あがりました。以前の山行記にも書きましたが韓国の山では普通すれ違ってもほとんど挨拶をしません。先頭の私は大体黙って歩きましたが、他のメンバー、特にShuさんなどは臆せずに日本語で「こんにちは!ご苦労様!」と大声をかけながら歩きました。するとほとんどの韓国人も声をかけてくれて、日本語で答えてくれる人も何人かいました。大変賑やかで楽しい山行になりました。


     大青峰・テジョンボン 頂上



            五色温泉・オセクオンチョン手前紅葉

 小青峰・ソジョンボン手前の急坂もできるだけ休憩をとって素晴らしい景色を眺めて歩きました。ただ、天気が良すぎて景色がみるみる霞んできました。頂上の大青峰・テジョンボンには9時15分に到着。記念写真を撮って、五色温泉・オセクオンチョンへひたすら降りました。コースタイムよりは時間がかかりましたが、午後1時過ぎ出入り口に到着。ソウルの登山具屋さんで買い物をし過ぎてウォンが足りなくなるか?というトラブルもありましたが東・トンソウルまでは普通のバスなので18800ウォン1250円の安さで何とかお金も間に合い、旅館に夕方帰りました。途中の山の景色が素晴らしかった!

 夕飯は旅館近所の焼肉屋で食事。すぐ隣の焼肉店は経営者が変わって違う店になっていました。今までも、特に3月はメンバーが救急車で病院に運ばれたとき、おじさんに付き添ってもらって大変世話になったのでお礼を言いたかったです。ギターとアコーディオンのお年寄りの流しが回ってきて、風情はありましたが余り上手ではありませんでした。


  五色温泉・オセクオンチョン バス停から   下山後ビールで乾杯


 焼肉屋さん 流しのアコーディオンギター(あまり上手くない)

 翌日は終日ソウル観光。朝はいつもの干し鱈雑炊のハンデククで食事。今回は130円の計算になります。タプコル公園では1912年3月1日の独立運動の解説をAbちゃんの詳しい解説付きで見学しました。その後地下鉄3号線『独立門』で下車して西大門刑務所歴史館を見学しました。ボランティアの日本語解説のおじいさんの案内で回りました。私は2回目ですが、この次案内するときは表で待っていようと思いました。創氏改名は韓国朝鮮人が望んだことと言った麻生総理大臣や、アジアへの侵略は濡れ衣と主張して、解任されたが6千万の退職金をもらって退職した田母神前航空幕僚長を引きずってでも連れてきて、感想を聞きたいと思いました。

  
            タプコル公園・おじいさん


  
  西大門刑務所記念館 日本語ボランティア、キムホンジェさん    正門前

 お昼は歴代の大統領も通ったという三清洞サンチョンドンスジェビ・すいとんを食べました。すいとんと言っても日本のように小麦粉をゆるく溶かしたのではなく固めに伸ばして幅広くちぎったような感じで、味も良くアサリなどのいろいろな具が入っていました。午後は大統領府、青瓦台・チョンファデを見学して、景福宮・キョンボックンの裏口から入れたので皆さんは宮殿見学。私は塀沿いに歩いて、正門前の広場で民俗芸能をやっていたので見学しました。途中から合流して最後に男寺党・ナムサダンの芸能を見学しました。綱渡りや、首でテープを回して踊る芸能が見事でした。その後、明洞・ミョンドンに行って私は眼鏡屋さんへ行き皆さんはコーヒー。カミサンの特殊レンズ交換は6千円、私の流行最先端、形状記憶の眼鏡は7千円で作ってもらいました。前の眼鏡は送料とも無料で修理して日本に送ってくれるということでした。夕飯はいつもの店で参鶏湯・サムゲタンを食べました。そのあと広蔵市場・カンジャンシジャンで明太子などの買い物をしました。翌31日、昼過ぎ帰国しました。

 
         三清洞スジェビ・水団


 
    青瓦台・チョンファデ         左から2人目、警察のお兄さん!?
 


    男寺党・ナムサダン   綱渡り


     サムルノリ 農楽舞


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